為替FXや仮想通貨FXの取引において最大1,000倍ものレバレッジを掛けてトレードをすることができる海外FX業者のFXGT(エフエックスジーティー)。
国内FX業者のレバレッジ25倍に対して、1,000倍でトレードをすることができる点は非常に魅力的ではありますが、「ハイレバレッジは危険なんでしょ?」という印象を持っている人もいるかと思います。
結論、FXGTのロスカットの仕組みについてしっかり理解していれば、全く危険なものではありません。
従って本記事では、FXGTのロスカット水準・ロスカットの計算方法などといったロスカットに関するすべてを徹底解説します!
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FXGTのロスカットとは
FXGTのロスカットには2種類のロスカットが存在します。
1つ目は、自主的に損切りをするロスカット
2つ目は、FX業者によって強制的に損切りをさせられる強制ロスカット
それぞれを順に解説します。
ロスカット
ロスカットとは、「loss cutting」または「cut loss」という英語から派生して生まれた和製英語です。
英語の単語を噛み砕いて説明すると、【loss=損失 cutting(cut)=切り捨てる】 という意味なので、ロスカットとは損切りのことを指します。
つまり、ロスカット(損切り)とは、含み損を抱えているポジションを自主的に決済して損失を被る事を指します。
2023年9月20日時点のドル円のチャートを用いて具体的に解説します。

147.760円でロングでエントリーして、10pips損失方向に逆行したら損切り、つまり売りの決済注文をすると決めます。
自分の決定事項通り、10pips逆行して147.660円になってしまったので売りの決済注文を出します。
この時の損失額は、ロット数(取引量)によって変化します。
また、損切りをするための注文は手動で注文をすることもできますが、ストップロス注文(逆指値注文)といって予め設定したか価格で決済されるという自動で注文をすることもできます。
強制ロスカット
強制ロスカットとは、FX業者によって強制的に損切りをさせられるシステムのことを指します。
強制ロスカットはポジションの含み損が増大して、トレーダーの証拠金に対して一定の割合に到達した際に発動される仕組みとなっています。
その「証拠金に対する一定の割合」のことをロスカット水準と呼びますが、それは後々解説します。
2023年9月20日時点のビットコイン(BTCUSD)のチャートを用いて具体的に解説します。

ビットコイン(BTCUSD)の価格が上昇すると見込んで29500ドルでロングでエントリーしたとします。
今回のトレードにはかなりの自信があったため、レバレッジを高めに設定してストップロス注文(逆指値注文)を設定せずにエントリーしてしまいました。
ご覧の通り、その後のビットコインのチャートは急落、今回使っていたFX業者のロスカット水準は50%に設定されていたため、資金が半分になった時点で強制ロスカットされました。
もちろん、ロスカット水準は最低0%まであってFX業者によって異なるので注意しましょう。
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FXGTの証拠金維持率の計算方法・ロスカット水準
FXGTのロスカットと強制ロスカットについてはご理解いただけたかと思います。
次に、FXGTの強制ロスカットされる水準を表す「ロスカット水準」と、ロスカット水準に深く関係する「証拠金維持率の計算方法」について理解を深めていきましょう!
また、FXトレードには、「必要証拠金」「有効証拠金」「証拠金維持率」という証拠金に関する3つの単語が存在します。
必要証拠金、有効証拠金、証拠金維持率の順で計算方法を含め解説します。
必要証拠金の計算方法
必要証拠金とは、ある特定の通貨取引量とレバレッジを用いてトレードをする際に必要な証拠金額のことを指します。
FXGTにおける、必要証拠金の算出は以下の計算式を使って算出することができます。
必要証拠金(円) =為替レート×ロット数÷レバレッジ
例えば、為替レートが1ドル=145円の時に、1ロット(10万通貨)でレバレッジ1000倍で取引する際の必要証拠金は以下の通りです。
145円×100,000通貨(1ロット)÷100倍=14,500円(必要証拠金)
ロット数とトレードに掛けたいレバレッジが決まっている場合は有効な計算式ですね。
有効証拠金の計算方法
有効証拠金とは、口座内の残高・含み益・含み損の合計額の事を指します。
FXGTにおける、有効証拠金の算出は以下の計算式を使って算出することができます。
有効証拠金=証拠金+現時点での含み益-現時点での含み損
例えば、10万円を入金してトレードを始め、現在+4万円の含み益が出ているポジションと、-1万円の含み損が出ているポジションを保有しているとします。
この場合の有効証拠金は以下の通りです。
10万円(証拠金)+4万円(現時点での含み益 -1万円(現時点での含み損)=13万円(有効証拠金)
もちろん、ポジションを保有している場合はそのポジションの含み益や含み損の額は変化し続けるので、ポジションを保有している際に有効証拠金を算出して、また別の大きなポジションを取ることは危険です。
証拠金維持率の計算方法
証拠金維持率とは、保有しているポジションの必要証拠金に対する証拠金の割合のことを指します。
証拠金維持率は、自分が保有しているポジションが業者によって定められたロスカット水準に対して、どれくらいの水準にあるかを判別するのに役立ちます。
FXGTにおける、証拠金維持率の算出は以下の計算式を使って算出することができます。
証拠金維持率(%)=有効証拠金÷必要証拠金×100
例えば、口座に10万円を入金し、1ドル=145円のときにレバレッジ100倍で1ロット買いでエントリーしたとします。
この場合の必要証拠金は、145,000円です。
従ってこの場合の証拠金維持率は以下の通りです。
100,000円(有効証拠金)÷145,000円(必要証拠金)×100=68.9%(証拠金維持率)
この68.9%という数値が、FX業者によって定められたロスカット水準を下回るとポジションが強制的に決済される仕組みになっています。
FXGTのロスカット水準
強制ロスカットが発動されるロスカット水準は、FX業者によって異なるのはもちろんFXGTにおいては口座タイプによっても異なります。
FXGTの口座タイプ別のロスカット水準は以下の通りです。
口座タイプ | ミニ口座 | スタンダード+口座 | PRO口座 | Crypto MAX口座 | ECN口座 |
ロスカット水準 | 20% | 20% | 40% | 40% | 40% |
エントリーをした後に、逆指値(損切りライン)に到達していないのにいつの間にかポジションが決済されていたということが起きないように、エントリーをする前に証拠金維持率を計算しておきましょう。
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FXGTのロスカットの計算方法
FX初心者の方は「ロスカットや証拠金維持率の計算方法はわかったけど損切り注文(ロスカット)はどこに設定すればいいの?」という疑問を一度は抱えるはずです。
そんなFX初心者の方々のために、FXトレード長年経験してきた筆者がロスカットの計算方法を伝授します!
今回は日本人トレーダーに馴染みが深いドル円、そしてFXGTの最もオーソドックスな口座タイプであるスタンダード+口座でトレードすると仮定して解説を進めていきます。
トレードをする上で条件は以下の通りです。
- ドル円をトレードする
- 証拠金10万円でスタートする(ボーナス含めない)
- 1トレードの許容損失額は証拠金に対して5%(5000円)とする
- 1トレードで1万円の利益を狙う(リスクリワードは1:2)
- 1ロット=10万通貨
続いて、以下の2023年9月20日時点のドル円のチャートをご覧ください。

147.720円の時点で、147.800まで上昇すると見込んでロングでエントリーします。条件に記述されているように1万円の利益を狙います。
8pipsで1万円の値幅が欲しいわけですから、1pipsで1,250円の値動きがあれば良いということです。
ここでFXトレードをする上での大前提ですが、エントリーをする時は利益確定ポイントを先に設定した上で損切りポイントを定めます。
言い換えると「ドル円はここまで伸びそうだな」と見込み・目標を立てて、それに合わせて損切りポイントやロット数を調整するということです。
FXGTにおいて1pipsの値幅は以下のようにロット数(取引量)で変化します。
- 0.01ロット(1,000通貨)で1pips=10円
- 0.1ロット(10,000通貨)で1pips=100円
- 1ロット(100,000通貨)で1pips=1,000円
従って、この時点でロット数は決定しますよね。今回のトレードのロット数は1.25ロット(125,000通貨)となります。

今回は条件に記述されているようにリスクリワードが1:2で設定していたので計算は簡単ですね。
利益確定ポイントまでが8pipsなので、損切りポイントは4pipsです。
147.680円まで下落すれば損切りとなり、5,000円の損失が確定するというわけです。
一連の流れをまとめます。
証拠金に対して何円の利益を狙うのか、何円の損失を許容するのかを決めます。
テクニカル分析でもファンダメンタルズ分析でもなんでも問題ありませんが「ここまで伸びそうだな」「ここまで落ちそうだな」という目標を発見した上で、ロット数を調整します。
テイクプロフィット注文(利益確定の指値注文)とストップロス注文(損切り確定の逆指値注文)、ロット数を設定していざエントリー!
ロスカットに関する計算はFXトレードで自己破産をしないためにも、トレーダーとして成長していくためにも必要不可欠な知識です。
何度も何度も読み返して理解を深めることをおすすめします。
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FXGTのロスカットに関するよくある質問
FXGTのロスカットに関するよくある質問とその回答をまとめました。
- FXGTのロスカットとは何ですか?
-
FXGTのロスカットには2種類のロスカットが存在します。
1つ目は、自主的に損切りをするロスカット
2つ目は、FX業者によって強制的に損切りをさせられる強制ロスカット です。
- FXGTのロスカット水準を教えてください。
-
FXGTの口座タイプごとのロスカット水準は以下の通りです。
スクロールできます口座タイプ ミニ口座 スタンダード+口座 PRO口座 Crypto MAX口座 ECN口座 ロスカット水準 20% 20% 40% 40% 40% FXGT口座タイプ別ロスカット水準 - FXGTの強制ロスカットとは何ですか?
-
FXGTの強制ロスカットとは、FXGTの運営側によって強制的に損切りをさせられるシステムのことを指します。
- FXGTのロスカットと強制ロスカットはどちらがおすすめですか?
-
FXトレードをする上で強制ロスカットをされてしまうという状態は危険な状態です。1回のトレードにおいて許容する損失の額がロスカット水準であれば問題ではありませんが、そうでない場合で強制ロスカットをされてしまっているのならばリスク管理ができていない証拠です。自分でリスク管理ができた上でのロスカットのほうが断然良いロスカットだと言えます。
FXGTのロスカットに関するまとめ
本記事では、FXGTのロスカット・強制ロスカット・証拠金維持率の計算方法・ロスカットの計算方法を徹底解説してきました。
FXトレードをする上で、自分の大切な資金を守るのは自分自身です。強制ロスカットを何度も受けているようであれば、FXGTで億り人を目指すのは不可能です。
早く稼げるようになりたい気持ちはわかりますが、まずは自分の資金を管理する方法を身に着けましょう。
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