為替FXや仮想通貨FXの取引において最大1,000倍ものレバレッジを掛けてトレードをすることができる海外FX業者のFXGT(エフエックスジーティー)。
FXGTに限らず、FXトレードで億り人を目指す上で、ストップロス注文を有効活用することができるトレード技術は必須です。
従って本記事では、FXGTにおける主な注文方法とストップロス注文の活用方法を徹底解説します!
FXGTの成行注文・指値注文・逆指値注文
今回は、FXトレードにおいて最も基本的な注文方法である成行注文・指値注文・逆指値注文の3つの注文方法について順に解説します。
FX初心者の方は、まずはこの3つの注文方法さえ理解しておけば問題ありませんので、本記事で理解を深めていきましょう。
成行注文
成行注文とは、取引(トレード)の成立を最優先させたい時に使う注文方法です。
「買い注文」か「売り注文」をする際に、その注文が執行される値段を設定するのではなく、現時点での価格で取引が成立します。
具体例を挙げますと、2023年9月20日14:15時点でドル円は147.800円です。

この時点で買いの成行注文を出せば147.800円で買われ、この時点で売りの成行注文を出せば147.800円で売られるということです。
もちろん、FX業者によって異なるスプレッドの広さなどによって多少変動するので必ずしもその時の価格で注文が約定されるわけではありません。
「今の価格帯で今すぐ注文を約定したい」という時に使う注文方法であると覚えておきましょう。
指値注文
今の価格帯で今すぐ注文を約定したいという成行注文に対して、指値注文とは希望の価格になった際に注文を約定させたい時に使う注文方法です。
また、指値注文は現時点の価格と比較して「ここまで価格が落ちてきたら買い注文を出したいな」「ここまで価格が上がってきたら売り注文を出したいな」というような場合に役に立つ注文方法です。
この際、エントリーをするのに指値注文を使うこともできれば、利益確定をするのに指値注文(テイクプロフィット注文)を使うこともできます。
それぞれの場合の指値注文をゴールド(XAUUSD)のチャートを用いて解説します。
1. エントリーに指値注文を使う場合

2023年9月20日14:30の時点で、ゴールド(XAUUSD)は1930.15付近を推移しています。
1932.38まで価格が上昇してきたら売り(ショート)でエントリーをしたいという場面で、チャートを見続けることができない用事ができてしまいました。
このような時に役に立つのがエントリーの際の指値注文です。1932.38で売りの指値注文を出しておけば、分析通りゴールドが1932.38まで上昇したら自動で売り(ショート)でエントリーをしてくれるということです。
2. 利益確定に指値注文を使う場合

ゴールド(XAUUSD)が1929.00付近の価格帯を推移している時に買いでエントリーしたとします。
その後順調に価格が上昇してきているのが分かります。
1932.38まで価格が上昇したら利益確定の売り注文を出したいですが、先程と同様にチャートを見続けることができない用事ができてしまいました。
このような場合に役に立つのが利益確定の際の指値注文ですね。1932.38に売りの指値注文を出しておけば、1932.38まで上昇した際に自動で売り注文が約定され、利益確定されます。
逆指値注文
逆指値注文は指値注文と似ている注文方法なのですが、エントリーとして利益確定としての指値注文であれば、逆指値注文とは希望の価格帯になった際に損切りを確定するのに使う注文方法です。
ある特定の価格帯で買いと売りを問わずエントリーをする際に「ここまで価格が落ちてきたら損切りしなきゃ」「ここまで価格が上がってきたら損切りしなきゃ」というように、いわば自分の資金を守るための最終防衛ラインを定めるのに役に立ちます。
また、逆指値注文のことをストップロス注文とも呼びます。
逆指値注文(ストップロス注文)をビットコイン(BTCUSD)のチャートを用いて解説します。

ビットコイン(BTCUSD)が27,000ドル付近の時に買いでエントリーしたとします。
証拠金やテクニカル分析などを踏まえて、26,800ドルまで価格が下落してきたら損切りをします。このような場合は、逆指値注文(ストップロス注文)を26,800ドルに設定すれば良いのです。
そうすれば、チャートから目を離している際にビットコイン(BTCUSD)の価格が26,800ドルまで下落してきたら自動で損切りをしてくれます。
ストップロス注文(逆指値注文)は自分の大切な資金を守る唯一の手段です。
ポジションを保有中に、世界経済の要人が経済に影響を与える発言をしたら?いきなり戦争が起きたら?為替介入されたら?
このような不測の事態が起こってしまった後に何かしらの対応をしても既に手遅れになってしまっているパターンがほとんどです。
自分の大切な資金を溶かしたくないという方は必ずストップロス注文を利用しましょう。
FXGTのストップロス注文の活用方法
FXトレードにおける成行注文・指値注文・逆指値注文の3種類の基本的な注文方法についてはご理解いただけたかと思います。
それでは、この3つの注文方法の中で最も重要な注文方法であるストップロス注文(逆指値注文)の活用方法を、長年のFXトレード歴を誇る筆者が伝授します!
ダブルトップを狙う場合

2023年9月20日のドル円のチャートです。
例えば、147.951円が抵抗線となってダブルトップ形成して下落するというシナリオを立てるとします。
その場合は147.951円で売りでエントリーするための指値注文、147.951円を上に抜けた場合に損切りをするために147.951円の少し上の価格である148.034円にストップロス注文(逆指値注文)を設定して注文を出します。
このような重要な価格帯における値動きはかなり激しくなります。上に抜けたかと思えば長い上ヒゲを付けた後に分析通りダブルトップを形成して下落するというパーターンも多々あります。
従って、ケチらずにストップロス注文は値幅に余裕を持って設定することをおすすめします。
トレンドに順張りをする場合

同じく2023年9月20日のドル円のチャートです。
ドル円は2023年の1月から強烈な上昇トレンドを形成しています。
これほど強烈なトレンドが発生している場合、FX初心者の方は特に逆張りトレードは控えたほうが良いです。
となると、このように上昇トレンドに対して順張って利益を狙うというトレードスタイルが最も安定していて、FX初心者の方にとっても比較的難易度が低いです。
このような場合に効果的なストップロス注文は、トレンド転換が発生した際に一旦ロスカットをして撤退をするといった使い方です。
またこのような場合においても同様に、ストップロス注文はトレンド転換をするサポートラインの少し下に設定することをおすすめします。
トレンド転換の節目になるような価格帯はやはり激しい攻防線が繰り広げられます。それによって長い下ヒゲをつける可能性が高いということです。
ギリギリのところでストップロス注文が発動して、その後分析通りに価格が上昇していったという現象が起きれば損失を被るだけではなくメンタルにも悪い影響を与える可能性が高いので注意しましょう。
FXGTのストップロス注文に関するまとめ
本記事では、成行注文・指値注文・逆指値注文という基本的な注文方法と、FXトレードで自分の大切な資金を守るためのストップロス注文(逆指値注文)の活用方法を徹底解説してきました。
FXGTで億り人を目指す上で、ストップロス注文に関する知識だけではなく、FXGTのロスカットに関する知識への理解を深めなければなりません。
FXGTに限らず、FXトレードで億り人になるには様々な知識を蓄えなければなりません。
特にストップロス注文は非常に重要な知識なので、本記事を何度も読み返して理解を深めることをおすすめします。
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